神戸学院大学

学生消防団と防災女子が消防庁の取材を受けました

2018/01/31

学生消防団(神戸市水上消防団港島分団大学部)と防災女子が30日、ポートアイランドキャンパスと、隣接するしおさい公園で、総務省消防庁から取材を受けました。

地域防災の担い手となる消防団は、人口減少や若者の流出などで団員の定員割れが深刻な状況になっており、また、サラリーマン団員の増加で平日の昼間が手薄になるなどさまざまな影響が出ています。

このため、自治体によっては団員の資格要件を広げ、在住者だけでなく在勤者も入団できるように条例改正したり、「団員になれば割引」など団員やその家族に特典を与える「消防団応援の店」制度を導入するなど、団員確保策を模索。消防庁も、真摯かつ継続的に消防団活動に取り組み、顕著な実績を収め、地域社会へ多大なる貢献をした大学生等に、市町村が実績を認証し就職活動を支援する「学生消防団活動認証制度」を導入しています。

消防庁は若者、なかでも大学生や女性に消防団員として活躍してもらうためのツールとして、約1時間の教材用DVDの制作を企画。本学で学生消防団と防災女子を兼ねる合田七海さん(現代社会学部社会防災学科4年次生)を中心に、学生消防団の訓練の様子や、防災女子のミーティング風景のほか、キャンパスライフなども撮影しました。

DVDは3月末に完成予定で、本学のシーンは約10分。都道府県や各市町村に配られます。完成すれば、フェイスブックなどで紹介します。