神戸学院大学

寄贈図書のお知らせ

2017/07/04

図書紹介

書名:新明石大門(しんあかしおおと)第1号
   ―明石ペンクラブ作品集― ― 天国八景ツアー ―
共著者:岡田悦夫 内部監査室長兼内部監査役 ほか
発行所:明石ペンクラブ
発行年月:2017年6月 (89ページ)

【紹介文】
明石ペンクラブが発行する同人誌。限られた人数で再出発した記念すべき第1号の作品集である。第1号では、短歌・俳句・小説・漢詩・詩・随筆など幅広いジャンルが掲載されている。

著者の岡田は1994年4月、神戸学院大学小説創作研究会うぐいすを創設し、現在、同研究会顧問。2006年から明石ペンクラブに所属している。

今号では、短編小説「天国八景ツアー」を書き下ろした。この作品は、上方落語の『地獄八景亡者戯』 (じごくばっけいもうじゃのたわむれ) を模したタイトルで、現代風に天国(地獄)めぐりをする物語。主人公の会社員(53歳)は、父と同い年(54歳)になる誕生日に死ぬのではないかと悩み、部下の女性社員に相談する。ネコ訛りの女性社員と死後の世界を見学するのだが…。最後のオチが読みどころである。