神戸学院大学

国際交流

交換留学生の「日本語スピーチ発表会」を開催しました

2017/07/11

「ラマダンが終わるとついつい食べ過ぎて太ってしまいます」と話すカマルさん
「ラマダンが終わるとついつい食べ過ぎて太ってしまいます」と話すカマルさん
「一番好きな擬態語は『ペコペコ』と『しんしん』です」と話すレベッカさん
「一番好きな擬態語は『ペコペコ』と『しんしん』です」と話すレベッカさん
「大学入学後、自分自身について深く考えるようになった」と話す鄭さん
「大学入学後、自分自身について深く考えるようになった」と話す鄭さん
最後に集合写真を撮影しました
最後に集合写真を撮影しました

交換留学生の「日本語スピーチ発表会」を10日に開催しました。この発表会は、交換留学生が受講する全10回の日本語講座の総仕上げとして行われ、4人の交換留学生が各自でテーマを決定し、日本語でのスピーチを行いました。

カマル・ウスマンさん(英国リーズ大学からの交換留学生)
「ラマダン」の習慣や考え方を分かりやすく説明しました。「みなさんにとって断食はいい経験になると思います。でも決して無理せず健康第一でお願いしますね」と、時にコミカルな表現を交えて聴衆の笑いを誘いました。

レベッカ・レイクさん(英国リーズ大学からの交換留学生)
「ペラペラ日本語」というテーマで、日本語の擬態語の面白さを伝えました。レベッカさんが操る「ヘビにまつわる擬態語」は、その情景を鮮やかに思い浮かべさせるようなものでした。

陳 思宇さん(中国大連理工大学からの交換留学生)
「旅行の意味」をテーマに、日本で感銘を受けた旅行先の風景や料理を紹介しました。文学作品の舞台となった場所を訪れることで、陳さんが実際に味わった感動をスピーチしました。

鄭 海森さん(中国大連理工大学からの交換留学生)
「自分らしさを育てる」をテーマに、学生の自立や人間力の向上の大切さについて発表しました。「充実した人生を送り、社会に貢献できる人になりたい」という熱い思いを伝えました。

原稿を暗記し、流暢な日本語で話す彼らの姿は、日本語学習の成果を感じさせるものでした。個性あふれるスピーチに聴衆はすっかり聞き入り、発表後にはたくさんの質問が寄せられました。
スピーチ後は「原稿を覚えるのは大変でした。緊張しましたが、聞いてもらえて嬉しかったです」と笑顔でほっとした様子で話していました。