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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2024/04/17 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
衛生薬学Ⅴ[19~]/Hygienic Pharmacy Ⅴ
授業コード
/Class Code
B410572003
ナンバリングコード
/Numbering Code
PHMd035
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
薬学部/Pharmaceutical Sciences
年度
/Year
2024年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
後期/AUTUMN
曜日・時限
/Day, Period
水2(後期)/WED2(AUT.)
単位数
/Credits
1.5
主担当教員
/Main Instructor
岡本 正志/OKAMOTO TADASHI
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
岡本 正志/OKAMOTO TADASHI 薬学部/Pharmaceutical Sciences
授業の方法
/Class Format
授業は講義(対面)で行います。
授業の目的
/Class Purpose
この授業の担当者は薬学部所属であり、この科目は、選択必修科目であり3年次に配当している。
この科目は、学部のDPに示す8項目のうち、1を目指す。
ディプロマ・ポリシー(学位授与の方針)

人とその集団の健康の維持、向上に貢献できるようになるために、栄養と健康、現代社会における疾病とその予防に関する基本的知識を修得する。
到 達 目 標
/Class Objectives
公衆衛生の向上に貢献するために、感染症、生活習慣病、職業病についての現状とその予防に関する基本的知識を修得する。社会における集団の健康と疾病の現状およびその影響要因を把握するために、保健統計と疫学に関する基本的知識を修得する。
以下の各SBOsを到達目標とする。
D1-(1)-①-1 健康と疾病の概念の変遷と、その理由を説明できる。
D1-(1)-②-1 集団の健康と疾病の現状およびその影響要因を把握する上での人口統計の意義を概説できる。
D1-(1)-②-2 人口統計および傷病統計に関する指標について説明できる。
D1-(1)-②-3 人口動態(死因別死亡率など)の変遷について説明できる。
D1-(1)-③-1 疾病の予防における疫学の役割を説明できる。
D1-(1)-③-2 疫学の三要因(病因、環境要因、宿主要因)について説明できる。
D1-(1)-③-3 疫学の種類(記述疫学、分析疫学など)とその方法について説明できる。
D1-(1)-③-4 リスク要因の評価として、オッズ比、相対危険度、寄与危険度および信頼区間について説明し、計算できる。
D1-(2)-①-1 疾病の予防について、一次、二次、三次予防という言葉を用いて説明できる。
D1-(2)-①-2 健康増進政策(健康日本21など)について概説できる。
D1-(2)-②-1 現代における感染症(日和見感染症、院内感染、新興感染症、再興感染症など)の特徴について説明できる。
D1-(2)-②-2 感染症法における、感染症とその分類について説明できる。
D1-(2)-②-3 代表的な性感染症を列挙し、その予防対策について説明できる。
D1-(2)-②-4 予防接種の意義と方法について説明できる。
D1-(2)-③-1 生活習慣病の種類とその動向について説明できる。
D1-(2)-③-2 生活習慣病の代表的なリスク要因を列挙し、その予防法について説明できる。
D1-(2)-③-3 食生活や喫煙などの生活習慣と疾病の関わりについて討議する。
D1-(2)-④-1 新生児マススクリーニングの意義について説明し、代表的な検査項目を列挙できる。
D1-(2)-④-2 母子感染する代表的な疾患を列挙し、その予防対策について説明できる。
D1-(2)-⑤-1 代表的な労働災害、職業性疾病について説明できる。
D1-(2)-⑤-2 労働衛生管理について説明できる。
授業のキーワード
/Keywords
健康と疾病、保健統計、疫学、生活習慣病、感染症、労働衛生
授業の進め方
/Method of Instruction
授業計画にしたがって、12回の講義を行います。講義の進行にともなって、第1回目~第12回目の授業内容の順番が入れかわる場合があります。
履修するにあたって
/Instruction to Students
関連科目:「衛生薬学Ⅰ」、「衛生薬学Ⅱ」、「衛生薬学Ⅲ」、「衛生薬学Ⅳ」。講義後は必ず復習をし、理解を深めるようにしてください。
オフィスアワー:火曜日の12:45~13:30
授業時間外に必要な学修内容・時間
/Required Work and Hours outside of the Class
演習問題配布時には、それに答えて必ず復習してください。予習復習(それぞれ最低1時間)は必ず行うこと。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
提出課題については、講義時に連絡します。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
前期試験と提出課題の成績に基づいて評価します。定期試験を90点、提出課題を10点、合計100点で評価します。
テキスト
/Required Texts
1)My衛生薬学、高橋典子、山﨑正博編、(株)テコム、2)プリント
参考図書
/Reference Books
1)「New衛生薬学」、岡野登志夫、山﨑裕康編、(株)廣川書店、2)「衛生薬学サブノート」、岡野登志夫、山﨑裕康、佐藤雅彦、鍛冶利幸編、(株)廣川書店、3)「厚生の指標・増刊 国民衛生の動向」、一般財団法人 厚生労働統計協会
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 社会・集団と健康(1) 1. 健康と疾病の概念の変遷と、その理由を説明できる。
D1-(1)-①-1.
2 第2回 社会・集団と健康(2) 1. 集団の健康と疾病の現状およびその影響要因を把握する上での人口統計の意義を概説できる。
2. 人口統計および傷病統計に関する指標について説明できる。
D1-(1)-②-1. -2.
3 第3回 社会・集団と健康(3) 1. 人口動態(死因別死亡率など)の変遷について説明できる。
D1-(1)-②-3.
4 第4回 社会・集団と健康(4) 1. 疾病の予防における疫学の役割を説明できる。
2. 疫学の三要因(病因、環境要因、宿主要因)について説明できる。
3. 疫学の種類(記述疫学、分析疫学など)とその方法について説明できる。
D1-(1)-③-1. -2. -3.
5 第5回 社会・集団と健康(5) 1. リスク要因の評価として、オッズ比、相対危険度、寄与危険度および信頼区間について説明し、計算できる。
D1-(1)-③-4.
6 第6回 疾病予防(1) 1. 疾病の予防について、 一次予防、二次予防、三次予防という言葉を用いて説明できる。
2. 健康増進対策(健康日本21など)について概説できる。
D1-(2)-①-1. 2.
7 第7回 疾病予防(2) 1. 現代における感染症(日和見感染症、院内感染症、新興感染症、再興感染症など)の特徴について説明できる。
2. 感染症法における、感染症とその分類について説明できる。
D1-(2)-②-1. -2.
8 第8回 疾病予防(3) 1. 代表的な性感染症を列挙し、その予防対策について説明できる。
2. 予防接種の意義と方法について説明できる。
D1-(2)-②-3. -4.
9 第9回 疾病予防(4) 1. 生活習慣病の種類とその動向について説明できる。
2. 生活習慣病の代表的なリスク要因を列挙し、その予防法について説明できる。
3. 食生活や喫煙などの生活習慣と疾病の関わりについて討議できる。
D1-(2)-③-1. -2. -3.
10 第10回 疾病予防(5) 1. 新生児マススクリーニングの意義について説明し、代表的な検査項目を列挙できる。
2. 母子感染する代表的な疾患を列挙し、その予防対策を説明できる。
D1-(2)-④-1. -2.
11 第11回 疾病予防(6) 1. 代表的な労働災害、職業性疾病について説明できる。
D1-(2)-⑤-1.
12 第12回 疾病予防(7) 1. 労働衛生管理について説明できる。
D1-(2)-⑤-2.

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