科目一覧へ戻る | 2024/07/25 現在 |
開講科目名 /Class |
社会科学入門B/社会科学入門Ⅱ(1年次のみ)/Introduction to Social Sciences B |
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授業コード /Class Code |
A003982501 |
ナンバリングコード /Numbering Code |
GENt002 |
開講キャンパス /Campus |
ポートアイランド |
開講所属 /Course |
共通教育科目/ |
年度 /Year |
2024年度/Academic Year |
開講区分 /Semester |
前期/SPRING |
曜日・時限 /Day, Period |
月1(前期)/MON1(SPR.) |
単位数 /Credits |
2.0 |
主担当教員 /Main Instructor |
松田 裕之/MATSUDA HIROYUKI |
遠隔授業 /Remote lecture |
No |
教員名 /Instructor |
教員所属名 /Affiliation |
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松田 裕之/MATSUDA HIROYUKI | 経営学部/Business Administration |
授業の方法 /Class Format |
完全対面形式 |
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授業の目的 /Class Purpose |
科学3分野〔自然、社会、人文〕のなかの社会科学の基礎を演習形式で学修します。科学の目的は「原因⇔結果」=因果の仕組みの解明ですが、社会科学は個人や組織が起こす社会現象を分析対象とします。この授業では、私たちの生活に関わりの深い社会現象をピックアップし、その因果の仕組みを「比較」と「歴史」の手法を使って解読していくことにします。1年次に私の人文科学入門Ⅰを履修した方には、そのとき扱ったテーマの幾つかの「掘り下げ」と「論理の応用」になります。 |
到 達 目 標 /Class Objectives |
①科学の役割が理解できる。 ②科学の種類とその夫々の特徴が理解できる。 ③社会科学の基本的な用語や考え方を知ることができる。 ④社会科学の代表的な論者とその著作物を知ることができる。 |
授業のキーワード /Keywords |
科学、社会、国家、文化、文明、宗教、民族性、貨幣、グローバル化、格差・差別 |
授業の進め方 /Method of Instruction |
オリジナルテキスト〈教員作成・無料配布〉を使用。 |
履修するにあたって /Instruction to Students |
私語は厳禁。注意しても改まらない受講生については「退場」とします。 |
授業時間外に必要な学修内容・時間 /Required Work and Hours outside of the Class |
授業後には1時間程度の復習を行い、自身の関心を整理してください。 |
提出課題など /Quiz,Report,etc |
オリジナルテキストに設けられた空所の補充や論述課題の解答を記したミニレポートを毎回授業の終わりに提出してもらいます。 |
成績評価方法・基準 /Grading Method・Criteria |
毎回の受講態度とミニレポートを10点満点で採点。その合計点×0.4・・・素点① 前期定期試験 100点or105点満点×0.6・・・素点② 素点①+②・・・最終素点→S・A・B・C・Dで評価 定期試験〈及び追試験〉の未受験者→/ ①+②が100点を超えた場合、余りを切り捨てて「S」評価とする。 |
テキスト /Required Texts |
教員作成のオリジナルテキストを受講者が確定する第2週目に配布します。 |
参考図書 /Reference Books |
とくにありませんが、経済・経営・社会についての基本的な知識や用語を知るには、高校の「現代社会」や「政治・経済」の参考書(図解が豊富のものがGOOD)がお薦めです。これは就職試験の常識問題の勉強にも役立ちます。 |
No. | 回 /Time |
主題と位置付け /Subjects and position in the whole class |
学習方法と内容 /Methods and contents |
備考 /Notes |
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1 | 第1回 | ガイダンス | 授業全体の説明と模擬講義をおこなう。 | |
2 | 第2~3回 | 科学の内容を考える | 「科学」の意味と役割を説明し、自然科学・社会科学・人文科学それぞれの特徴をあきらかにする。 | |
3 | 第4~5回 | 社会科学の作法 | 社会科学の重要な対象である政治・法制・経済・経営の意味と機能を考える。 | |
4 | 第6~7回 | グローバル化を考える | 【社会学編】 日本と欧米の接触を歴史的に振り返り、グローバル化の原風景を読み解く。 | |
5 | 第8~9回 | お金の意味を考える | 【経済学編】 貨幣という「万能商品」が人間の倫理に与えた巨大な衝撃を振り返る。 | |
6 | 第10~11回 | 宗教を事業として考える | 【経営学編】 キリスト教と資本主義企業の発展の関係を読み解く。 | |
7 | 第12~13回 | 「正義」という論理を考える | 【政治学編】 「戦争」を題材として、国家の「論理」と「正義」の真実をあきらかにする。 | |
8 | 第14回 | 社会科学の技法 | 社会科学を人文科学・自然科学とどのようにリンクさせればいいのかを考える。 | |
9 | 第15回 | 総括とテストの解説 | 過去14回の授業内容のポイントを確認し、期末試験について解説する。 |