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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
グループ・アプローチ 【D】/Group Approach
授業コード
/Class Code
BA00221004
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
現代社会学部/Contemporary Social Studies
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水4(前期)/WED4(SPR.)
単位数
/Credits
1.0
主担当教員
/Main Instructor
今井 愛子/IMAI AIKO
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈学部共通科目〉/*** MAJORS *** 〈Basic Subjects〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
今井 愛子/IMAI AIKO 現代社会学部/Contemporary Social Studies
授業の方法
/Class Format
「講義」、「演習」、「実技」
授業の目的
/Class Purpose
・本講座は現代社会学の基礎知識、専門知識についてより理解を深めるために必要なグループ活動
 のあり方・進め方を学ぶことを目的とする。
・様々なグループ・メソッドの体験により、「主体性をもって多様な人々と共同して学ぶ態度」を
 身につけ「思考力、判断力、表現力」の向上を図る。
・グループ・アプロチの分野に高い関心を持ち、グループ内での課題を考察し、解決するための知
 識や技能を身につける。また、グループ全体を考え自分の意見を素直に表現し、相手の意見を理
 解することで、良好なコミュニケーションをとることを目的とする。 
・本講座を担当する教員(今井愛子)は航空業界での約20年の経験を活かし、実践的教育から構成
 される授業科目である。 
到 達 目 標
/Class Objectives
1.グループアプローチの理論を理解し、説明できる。(知識)
2.コミュニケーション理論を理解し、説明できる。(知識)
3.グループアプローチの技法を体験を通して、自己理解を深め、他者理解を重視できる。
  (技能)
4.体験したグループアプローチの技法を使いこなすことができる。(技能)
5.価値観の違いを理解しようとし、自分を支える人々の存在に気づく。(態度、習慣)
6.状況を考えて、発言したり、行動したりできる。(態度、習慣)  
授業のキーワード
/Keywords
自己理解、自己開示、他者理解、自己発見、自尊感情、価値観の多様性、リレーション
授業の進め方
/Method of Instruction
少人数のグループワークを中心にすすめ、受講後manabaから授業のふりかえりレポートを提出する。
第6回まででグループアプローチの基礎を学び、7回目からのプロジェクトでグループアプローチの知識を実践する。尚、プロジェクトのテーマは「キャリアデザイン」「就職対策」に関連するものとする。
・グループワーク、ディスカッション、プレゼンテーションなどへの積極的な参加を推奨する。
・グループメンバーに迷惑のかからないように行動することを原則とする。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業で体験したグループアプローチの技法を実践し、その問題点、効果などをまとめること。
今井愛子のメールアドレス:imy1@soleil.ocn.ne.jp
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
毎回、次回の授業内容に必要な準備について説明しますので、必ず準備してください。また、毎回の授業で学んだことを日常生活で意識し実践し、その効果・感想などをまとめてください。  
提出課題など
/Quiz,Report,etc
・毎回の授業報告(ふりかえりレポート)の提出
・実践プロジェクト企画書、報告書の提出 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
各回のふりかえりレポートの内容(含む、参画態度) 40%、実践プロジェクトの発表40%、実践プロジェクト報告書 20%の割合で総合的に判断する。  
テキスト
/Required Texts
毎回、資料を配布
参考図書
/Reference Books
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 オリエンテーション ・アイスブレイク(リレー紹介、人間ビンゴ):コミュニケーション力の1つ「関わる
 力」を体感する。
・授業概要の説明(授業の目的とゴール、進め方、ふりかえりシート、評価
 方法、など)
・グループアプローチの概要を理解する。 
2 第2回 自己理解 ・コミュニケーションプロセスを理解し、その重要性をワーク「メッセージ
 交換」を通して体感する。
・ワーク後「第一印象について」ディスカッションし、コミュニケーション
 プロセスの理解を深める。 
3 第3回 傾聴力:相手が何を伝えたいのかを意識して聞く
  
・コミュニケーションの3つの力を理解し、その重要性とレベルアップの必要
 性を理解する。
・ワーク「3つの聞き方」を通して、傾聴力のレベルアップ方法を考察する。
・ワーク後「聞き方」についてディスカッションし、コミュニケーション力
 向上の必要性を理解する。
・伝達力向上練習としてディスカッションの内容をまとめ、発表する。 
4 第4回 リレーションの作り方 ・質問の種類と使い方について理解する。
・ワーク「相互インタビュー」を通して、質問の重要性を理解する。
・ワーク後「質問」についてディスカッションし、質問力の重要性を理解
 する。
・伝達力向上練習としてディスカッションの内容をまとめ、発表する。
5 第5回 他者理解と価値観の多様性 ・価値観について理解する。
・価値観ワークを通して価値観の多様性を理解する。
・ワーク後「価値観」についてディスカッションし、価値観の多様性を理解
 する。
・伝達力向上練習としてディスカッションの内容をまとめ、発表する。 
6 第6回 チームワークのポイント チームワークのポイントを理解する。
・ワークショップ「地図作成」を通して、チームワークのポイントを確認
 する。
・ワーク後「チームワーク」についてディスカッションし、チームワーク
 のポイントを理解する。
・伝達力向上練習としてディスカッションの内容をまとめ、発表する。
7 第7回 自己開示の必要性① ・プロジェクトの内容、実施方法を理解する。
・企画書について理解する。
・テーマついてブレインストーミングし、チームの企画内容を決定する。
・プロジェクト企画案を作成する。
8 第8回 自己開示の必要性②  ・プロジェクトの内容、実施方法を理解する。
・企画書について理解する。
・テーマついてブレインストーミングし、チームの企画内容を決定する。
・プロジェクト企画案を作成する。
9 第9回 他者理解と自己発見① ・他チームの企画を知ることで、自分のチーム内容を再考する。
・プロジェクト企画についてプレゼンテーションを実施する。 
10 第10回 他者理解と自己発見②  ・他者に映った自分を意識しながら、プロジェクトの作業をする。
・プロジェクト内容の詳細を決定し、役割を分担する。 
11 第11回 価値観の多様性①  ・価値観の多様性を意識し、他者の意見を傾聴しながら、作業を進める。
・チーム内の自分の立場を意識しながら、各自のプロジェクト作業を進める。 
12 第12回 価値観の多様性②  ・価値観の多様性を意識し、自分と違う立場を理解しながら、作業を進める。
・リハーサルに向けて、聴衆に伝わる発表方法を考える。 
13 第13回 自己理解①  ・リハーサルを通して、チームにおける自分を理解し、チームワークの強化
 につなげる。
・プレゼンテーション リハーサルを実施する。 
14 第14回 自己理解②  ・他チームの発表を通して、自分のチームについて気付きがあることを理解
 する。
・プレゼンテーション発表 
15 第15回 プロジェクト報告書の作成 ・「プロジェクト」について、ふりかえりディスカッションを実施し、
 グループアプローチについて再考する。
・ディスカッションを踏まえて、報告書を作成する。

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