シラバス参照

授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
地域社会特別講義Ⅱ/Special Lectures in Community Ⅱ
授業コード
/Class Code
B508852001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
木1(前期)/THU1(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
森栗 茂一/MORIKURI SHIGEKAZU
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈地域社会領域専門教育科目〉/*** MAJORS *** 〈地域社会領域専門教育科目〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
森栗 茂一/MORIKURI SHIGEKAZU 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
講義
 
授業の目的
/Class Purpose
   本演習科目は人間文化学研究科博士課程地域文化論専攻の講義科目として位置づけられ、歴史情報講座の連携した指導のもとおこなわれる。博士論文の大筋を院生・教員共同で検討し、人間文化研究科地域文化論専攻のDPに示されている「人と文化に関する豊かな学識と幅広い教養をもって地域社会と文化の発展に貢献できる」「人と文化に関する専門分野の研究を深め、研究者として自立することができる」知識技能を教授し、「独創的な研究を進め、自らの研究成果を学界および社会に還元することができる」思考・判断・表現を指導し、あわせて、「将来にわたって、学問・研究への関心をもちつづけ、さまざまな実践現場で専門知識や技能にもとづいた貢献を果たすことができる」意欲・態度を育成することを目的とする。                                              
 なお、この授業担当者は、高等学校教諭を7年、国立歴史民俗博物館客員助教授を3年つとめ、神戸まちづくり研究所を設立運営してきた高校教育と博物館展示企画、歴史的まちづくりに関する実務経験のある教員である。これらの経験を柔軟に活かし、総合的な人文研究、歴史学に対する知識や経験の少ない一般学生に対しては極めて解り易く講じ、既に専門的な知識や経験を有する学生には更に高度な教育が可能である。
到 達 目 標
/Class Objectives
・多面的な地域価値、および多様な総合的歴史知識・社会調査法を得る。                                
・地域価値を対話と協働で感得する体験を持つ。                                              
・多様な歴史を探求しようという態度を身につけ、身近な地域の多面的価値発見の経験を持つ。"
授業のキーワード
/Keywords
故郷 多様な歴史 社会探求 地域交通
授業の進め方
/Method of Instruction
基本対面、社会的状況、個人的状況により、遠隔(ZOOM,ブログ、Googledriveで実施する。使用するブログ、ZOOM、GoogledriveのURLは、morikuri@human.kobegakuin.ac.jp で連絡する。
履修するにあたって
/Instruction to Students
この授業、step by stepですすめます。主体的、学ぶ経験ない人にも、歴史探求、面白い。自ずと力がついてくる。それだけに、自ら予習、発表する、主体的思考、大変です。苦しく楽しい授業です。
なお、受講者数、教室の都合によって、シラバスどおり、授業すすまぬこともあり。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
1.研究内容提示の際は,発表内容をまとめた資料(提出日、氏名、資料頁、出典明示)を作成し提出する。評価できる点,改善すべき点については,毎回コメントする。
2.発表の後、修正したものを点検し、発表週内に指導教員に提出する。教員はこれを点検し、必要に応じてコメントをする。
3.中間発表、人文学会等発表の提出前には,指定の日時に草稿を提出する。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎年1本以上の査読論文を投稿数。
中間発表、人文学会等発表の提出前には,指定の日時に草稿を提出する。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
毎回の宿題にもとづくKP(13回×5点=65点)、質問・意見表明、受容参加度(35点)  研究内容・意見交換への参加・コメント内容50%、中間報告書を始めとする課題提出50%をあわせて評価します。中間報告書の提出が期限内におこなわれなかった場合は、評価の対象としません。 
テキスト
/Required Texts
参考図書
/Reference Books
徳仁親王「『兵庫北関入舩納帳』の一考察ー問丸を中心にして」『交通史研究』8、1982年
大阪に関しては、新之助「十三のいま昔を歩こう」 http://atamatote.blog119.fc2.com/page-1.html
「見えない都市遺産〜神戸の震災復興現地体験型修学旅行の試みから〜」『国立民族学博物館調査報告 第51集 文化遺産マネジメントとツーリズムの現状と課題』
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 歴史と社会の調査法
2 神戸はどんな町か  参考:「ミナト神戸、コレラ、ペスト、スラムー社会的差別形成史の研究」
3 兵庫はどんな町か 兵庫県神戸市兵庫区
神奈川県横浜市神奈川区

大阪府大阪市浪速区
京都府京都市中京区
 なぜ日本海まで兵庫県 なぜ富士山が望める箱根まで神奈川県なのか?
♥宿題資料 徳仁親王殿下「兵庫北関入舟帖」
4 尼崎は歴史都市 堺、兵庫、尼崎 on-lineデータ豊富
5   新長田の価値          
ブログ記事「「新長田の見えない都市遺産」解説
意見交換
♥宿題資料 『神戸ー震災を越えてきた街ガイド』
6 北野山本の価値 動画活用
7 走水村、二ツ茶屋村、神戸村 雑居地の意味
8 若狭、北琵琶湖の価値
動画活用
9 地図で考える神戸、明石、西宮、伊丹、尼崎、大坂、大物、池田 今昔マップを活用する
10 10 住吉台くるくるバス
11 11 淡路島長沢バス
12 12 マルハと明石と林崎
生け船の歴史から考える
13 13 もうひとつの林
長田区駒ヶ林
14 14 『大阪雑喉場魚市場史ー大阪の生魚流通』
15 15 京丹後市上限200円バス

科目一覧へ戻る