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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
人間環境論Ⅰ/人間環境特別講義Ⅱ/Theories of Human Environment Ⅰ
授業コード
/Class Code
B508393001
開講キャンパス
/Campus
有瀬
開講所属
/Course
人文学部/Humanities and Sciences
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
月2(前期)/MON2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA
科目区分
/Course Group
【専門教育科目】 〈人と社会と自然科目群〉/*** MAJORS *** 〈SUBJECTS OF ENVIRONMENT, HUMAN, COMMUNITY AND HISTORY〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
福島 あずさ/FUKUSHIMA AZUSA 人文学科/Humanities
授業の方法
/Class Format
対面授業(講義)
授業の目的
/Class Purpose
本講義は、人文学部ディプロマポリシーにある、専門分野(地学・気象学)の知識および技能を習得し、習得した知識を活用して、身近な自然現象に対して、将来にわたって知的好奇心を持ち続けられるようになることを目的とします。

地球は大気が存在することで、さまざまな生物の生存が可能になっています。大気の振る舞いは目には見えませんが、水の相変化を通じてその一部を垣間見ることができます。それが雨や雲といった現象です。
 皆さんは、天気、雲の形、空の色などで何か気に入っているものはありませんか?
 なぜそのような形や色になるかについて考えてみたことはありますか?
 大気の振る舞いは地球物理学の1分野である気象学で説明されますが、現象を理解するために、必ずしも難しい数式を解く必要はありません。それよりも、なぜそのような数式で現象が表現されているのか考えることが大切です。非常に複雑な大気の振る舞いを人間が理解するためには、さまざまなツールが必要で、そのツールの一部が数学や物理なのだと考えると、私たちにはまだ別のツールが必要なのではと思えてきませんか?このような柔軟な発想をもって、現象を素直に見つめる力を養うことから、気象学の基礎について学んでいきましょう。
到 達 目 標
/Class Objectives
地球上の基本的な大気の振る舞いについて学び、身近な気象への関心を高める。
大気に関する簡単な数式計算ができるようになる。
授業のキーワード
/Keywords
天気、雲、気圧、大気の振る舞い、雲の写真コンテスト
授業の進め方
/Method of Instruction
授業内に3〜4回の小レポートを提出してもらいます。
履修するにあたって
/Instruction to Students
中学校の理科における気象に関わる単元、および物質と熱(または温度)、水の状態変化について、教科書や参考書等で確認して授業に臨むことが望ましいです。興味がある人は高校の地学、地理(自然地理)の教科書に目を通すとより理解が深まるでしょう。
講義期間中に、雲の写真コンテストを開催します。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
各回の内容を予復習するため、週1-3時間の学修が必要です。また、小レポート作成のために5-8時間程度必要です。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
授業内に3〜4回の小レポートを提出してもらいます。
そのほかに、授業内課題を課す場合があります。
これらの提出物に関して、授業内で随時コメントを行います。
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
小レポート3〜4回(22点満点×4回または30点満点×3回=88〜90点)、授業内課題(不定期実施、10〜12点)により評価します。
評価ポイント等については授業内で提示しコメントします。
テキスト
/Required Texts
講義資料をonedrive等にアップロードします。 
参考図書
/Reference Books
宮澤清治著『天気図と気象の本(改訂新版)』国際地学協会
高橋日出男・小泉武栄編著『自然地理学概論』朝倉書店
小倉義光著『一般気象学(第2版)』東京大学出版会
【人文学部推薦図書】
ギャヴィン・プレイター=ピニー著、桃井 緑美子訳(2007)『「雲」の楽しみ方』河出書房新社
猪熊隆之著(2011)『山岳気象大全』山と渓谷社
荒木健太郎(2014)『雲の中では何が起こっているのか』ペレ出版
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス ガイダンスを行います。
2 第2回 天気は予測できるか? 天気予報の変遷と仕組み
3 第3回 地球大気の特徴 太陽系の惑星とそのなかの地球の特徴
4 第4回 地球大気の変遷 地球誕生から現在大気まで
5 第5回 大気の鉛直構造 大気の鉛直構造
6 第6回 気圧とはなにか 気圧の発見とその考え方
7 第7回 雨が降る仕組み1 対流と大気の持ち上げ凝結高度
8 第8回 雨が降る仕組み2 凝結核と雨滴の成長
9 第9回 レポート 前半(第2回〜第8回)の間に2-3回レポート提出を行います。
授業内で随時、解説を行います。
10 第10回 雨が降る仕組み3 冷たい雨とあたたかい雨
11 第11回 雲の分類 雲の分類方法
12 第12回 さまざまな雲 さまざまな雲とその成因の紹介(観天望気)
13 第13回 雲がかかわる気象現象1 梅雨前線と大雨
14 第14回 雲がかかわる気象現象2 台風や竜巻
15 第15回 レポート 後半(第9回〜第15回)の間に1-2回、レポート提出を行います。

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