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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/21 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
社会科・公民科教育法(資格)/Methods of Teaching Social Studies and Civics
授業コード
/Class Code
G001422002
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
資格用科目/
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
通年/FULL-YEAR
曜日・時限
/Day, Period
金1/FRI1
単位数
/Credits
4.0
主担当教員
/Main Instructor
山下 恭/YAMASHITA YASUSHI
科目区分
/Course Group
【資格に関する科目】 〈教職課程に関する科目〉/*** COURSES FOR CERTIFICATION *** 〈TEACHER TRAINING COURSES〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
山下 恭/YAMASHITA YASUSHI 共通教育センター
授業の方法
/Class Format
〇「講義」と「演習」(模擬授業を中心とする対面授業です。)
〇学習指導要領の内容、教材研究の方法、学習指導案の作成について講義を行います。
〇模擬授業を実施します。その回数は、受講者数によって変動します。昨年度の場合受講生一人あたり2回実施しました。(一昨年は4回実施)
〇模擬授業を行うにあたり、テーマの決定⇒教材研究⇒学習指導案の作成と提出⇒模擬授業の練習(サポート室の利用)⇒模擬授業の実践⇒模擬授業の合評会⇒体験レポート作成 これらが模擬授業ごとに課せられます。

 
授業の目的
/Class Purpose
本授業は受講生が将来中学校の社会科、高等学校の公民科を担当する教員として教壇に立つことを前提として、受講生の資質を高め、教育技術を向上させることを目的とする。授業での教材研究の重要性や資料の提示法などを習得し、模擬授業では受講生の能力の伸長を図る。具体的には教材研究の手法、説明技術、表現方法、さらに学習指導案の作成、模擬授業の実践を通じて授業に必要なスキルを養う。担当講師は中学校8年間、高等学校33年間の勤務経験があり、なおかつ大学で社会科・地理歴史科教育法・社会科公民科教育法を13年間担当したj実務経験をもつ教員です。教育法は授業での教授体験を通してのみ身に付くことを受講生に知ってもらいたいと思います。
到 達 目 標
/Class Objectives
①「学習指導要領」「学習指導要領解説(社会)」などを教材として、社会科・公民科教育の目的・内容の取扱いなどについて学ぶ。
②教材研究の意義と方法について学ぶ。
③学習指導案(略案・細案)の作成ができる。
④学習指導案にもとづいて模擬授業を行うことができる。
⑤模擬授業の実践を通じて、教科指導の難しさとともに重要性を認識できる。
⑥反省点をレポートにまとめ、自身の模擬授業を振り返り、客観的に分析することができる。
授業のキーワード
/Keywords
対面授業 模擬授業 中学校社会分野 高等学校公民分野 公共 政治経済  学習指導案 合評会 学習指導要領
授業の進め方
/Method of Instruction
①レポート等の課題を適宜指示します。 
②学習指導案の作成をします。 
③学習指導案にもとづいて対面での模擬授業を行います。
(本番前に教職サポート室指導員の協力を得て、模擬授業の練習をします)
④模擬授業についての相互評価をおこないます。
⑤毎回出席カードに、その日の授業の感想・意見・質問を記入します。
履修するにあたって
/Instruction to Students
①資料をmanabaを通じて配布することがあります。manabaから資料をダウンロードしてください。manabaのリマインダー機能を設定しておいてください。
②課題レポートや学習指導案作成、模擬授業体験レポートなどが課せられます。これらはmanabaを通じて出題されます。また提出もmanabaレポート欄に提出することになります。
③受講生は学習指導案を作成し、それにもとづいて対面で模擬授業を複数回行う。
④受講生の人数によって模擬授業の回数は変動します。この模擬授業はレポートなどに代えることはできません。
⑤模擬授業を無断欠席した場合には評価の対象になりません。
⑥前期・後期それぞれ10回以上の出席が必要です。満たない場合は評価できません。
⑦授業中の入退室は認めません。また20分以上たってからの入室は欠席扱いとします。
⑧受講に当たり携帯・スマホの電源はOFFにしてカバンに仕舞ってください。
⑨授業中の飲食は控えてください。また飲食物を机上に置かないでください。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
受講後、講義内容の整理および出された課題の考察、提出物の作成に2時間ほどかかります。模擬授業を始めるにあたって実践するための諸準備に相当の時間がかかります。担当テーマに対する教材研究(15時間)と使用教材の精選、学習指導案の作成(細案と略案の作成10時間)、模擬授業前の練習(8時間)、さらに使用資料の用意(10時間)などがある。また模擬授業終了後は体験レポートの作成に4時間の時間がかかります。
提出課題など
/Quiz,Report,etc
①課題レポート 
②学習指導案(細案と略案) 
③模擬授業体験レポート 
④模擬授業合評での評価票 
⑤毎時間の授業感想・意見・質問など出席カードに記入
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
①模擬授業の実践(複数回)と他の受講生が行う模擬授業への積極的参加。合評会での積極的な参加と模擬授業評価表の記入内容。 30%
②学習指導案作成(略案・細案)・模擬授業体験レポートなど。 30%
③後期に実施する定期考査の成績 30%
④出席カードに記入の意見・感想・質問などの内容 10%
テキスト
/Required Texts
①中学校社会科公民分野教科書「社会科 中学生の公民」(帝国書院)
②高等学校公民分野のテキストについては授業で指示します。
参考図書
/Reference Books
文部科学省『中学校学習指導要領解説社会編』(平成29年度告示)
文部科学省『中学校学習指導要領解説』(平成29年度告示)
文部科学省『高等学校学習指導要領』(平成30年度告示)
文部科学省『高等学校学習指導要領解説公民編』』(平成30年度告示)
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 ガイダンス 開講にあたって ①講師の紹介 ②受講生自己紹介 ③講義の概要 ④オンライン授業・模擬授業について ⑤評価について
2 第2回 学習指導要領について 1.中学校社会科(公民分野)の目標と内容 2.高等学校公民科の目標と内容
3 第3回 中学校社会科公民分野と高等学校公民科の学習内容 学習指導要領の目標と学習内容 1.中学校社会科公民的分野の内容 2.高等学校「政治経済」の内容 3.高等学校「現代社会」の内容 高等学校「倫理」の内容
4 第4回 教材研究の意義と方法(1)
1.さまざまな教材研究の方法 
5 第5回 教材研究の意義と方法(2) 1.さまざまな教材研究の方法
6 第6回 学習指導案の作成(1)学習指導案の意義と作成方法 ①決定したテーマに沿って学習指導案を作成 ②自宅学習で作成作業継続
7 第7回 学習指導案の作成(2)学習指導案の修正と完成 ①完成した学習指導案を修正 ②模擬授業に必要な教材の作成
8 第8回 授業の進め方 模擬授業を始めるにあたって 授業の進め方(①黒板の使い方 ②用語の説明 ③話し方・姿勢・表情 ④指示の出し方
9 第9回 公民分野の模擬授業(1) ①公民分野の30分授業 ②教材研究 ③板書事項の検討 ④学習指導案(略案)作成 ⑤合評会 ⑥生徒役としての積極的参加 ⑦模擬授業評価票提出 ⑧模擬授業体験レポート
10 第10回 公民分野の模擬授業(2) ①公民分野の30分授業 ②教材研究 ③板書事項の検討 ④学習指導案(略案)作成 ⑤合評会 ⑥生徒役としての積極的参加 ⑦模擬授業評価票提出 ⑧模擬授業体験レポート
11 第11回 公民分野の模擬授業(3) ①公民分野の30分授業 ②教材研究 ③板書事項の検討 ④学習指導案(略案)作成 ⑤合評会 ⑥生徒役としての積極的参加 ⑦模擬授業評価票提出 ⑧模擬授業体験レポート
12 第12回 公民分野の模擬授業(4)
①公民分野の30分授業 ②教材研究 ③板書事項の検討 ④学習指導案(略案)作成 ⑤合評会 ⑥生徒役としての積極的参加 ⑦模擬授業評価票提出 ⑧模擬授業体験レポート
13 第13回 公民分野の模擬授業(5) ①公民分野の30分授業 ②教材研究 ③板書事項の検討 ④学習指導案(略案)作成 ⑤合評会 ⑥生徒役としての積極的参加 ⑦模擬授業評価票提出 ⑧模擬授業体験レポート
14 第14回 公民分野の模擬授業(6) ①公民分野の30分授業 ②教材研究 ③板書事項の検討 ④学習指導案(略案)作成 ⑤合評会 ⑥生徒役としての積極的参加 ⑦模擬授業評価票提出 ⑧模擬授業体験レポート
15 第15回 前期のまとめと後期の模擬授業実施について 1.前期授業の総括  2後期の実施予定の模擬授業のテーマ一覧 3.50分模擬授業の概要説明 
16 第16回 ガイダンス(後期) 1.模擬授業についてテーマ決定 1.模擬授業の進め方 2.模擬授業評価票  3.模擬授業合評 4.模擬授業体験レポート
5.学習指導案(細案)作成要領
17 第17回 模擬授業-1 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
18 第18回 模擬授業-2 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
19 第19回 模擬授業-3 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
20 第20回 模擬授業-4 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
21 第21回 模擬授業-5 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
22 第22回 模擬授業-6 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
23 第23回 模擬授業-7 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
24 第24回 模擬授業-8 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
25 第25回 模擬授業-9 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
26 第26回 模擬授業-10 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
27 第27回 模擬授業-11 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
28 第28回 模擬授業-12 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業 ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート
29 第29回 模擬授業-13 中学校社会公民的分野、高等学校公共の分野から各自選択したテーマでの模擬授業  ①学習指導案(細案)作成 ②50分模擬授業実践 ③合評会 ④生徒役としての積極的参加 ⑤模擬授業評価票提出 ⑥模擬授業体験レポート 
30 第30回 まとめ 模擬授業の総括 グループ討議「授業の反省とスキルの向上にむけて大切なこと」

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