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授業情報/Class Information

科目一覧へ戻る 2023/07/20 現在

基本情報/Basic Information

開講科目名
/Class
環境の科学Ⅱ/Environmental Sciences Ⅱ
授業コード
/Class Code
A000052501
開講キャンパス
/Campus
ポートアイランド
開講所属
/Course
共通教育科目/
年度
/Year
2023年度/Academic Year  
開講区分
/Semester
前期/SPRING
曜日・時限
/Day, Period
水2(前期)/WED2(SPR.)
単位数
/Credits
2.0
主担当教員
/Main Instructor
瀧本 竜哉/TAKIMOTO TATSUYA
科目区分
/Course Group
【共通教育科目】 〈リベラルアーツ領域〉/*** GENERAL EDUCATION COURSE *** 〈LIBERAL ARTS〉
遠隔授業
/Remote lecture
No

担当教員情報/Instructor Information

教員名
/Instructor
教員所属名
/Affiliation
瀧本 竜哉/TAKIMOTO TATSUYA 薬学部/Pharmaceutical Sciences
授業の方法
/Class Format
基本的に対面の講義形式で行いますが、大学の新型コロナウイルスの感染拡大防止の方針に従い、オンライン形式に変更する可能性もあります。
授業の目的
/Class Purpose
環境問題とその対策法を考えることにより、DPの「学びと知の探究」を実践します。具体的には、過去から現代までの環境問題について学ぶことにより、幅広い教養を身に着け、その中で、環境汚染を引き起こす様々な問題を発見し、受講生同士で討論することにより理解を深め、本講義が受講生の環境浄化に向けた意識改善に役立つことを目指します。
到 達 目 標
/Class Objectives
本科目は共通教育科目に属し幅広い地球環境汚染について学びます。つまり、環境汚染による健康被害やその対策、環境浄化法について、学生が自主的に考えられることを目標に置きます。以下、5つの項目に対する到達目標を示します。

1. 地球環境問題に対して学生同士で議論できる。(知識)
2. 様々な廃棄物や量を把握し、その処理方法を議論することができる。(知識)
3. 日常生活において使用されている化学物質汚染を認識し、人体への影響を説明することができる。(知識)
4. 大気汚染による生態系への危険性や解決方法を議論できる。(知識)
5. 地球温暖化の原因や生態系への危険性、またその解決へ向けた世界的な取り組みを説明できる。(知識) 
授業のキーワード
/Keywords
持続可能な社会、廃棄物問題、化学物質による汚染、大気汚染、地球温暖化
授業の進め方
/Method of Instruction
講義中心の授業となりますが、自発的な発表を授業中に促します。
履修するにあたって
/Instruction to Students
授業は資料を配布しますので、必ずしもテキストを購入する必要はありません。
また、テストは配布資料に書かれている内容から出題する予定です。
授業時間外に必要な学修
/Expected Work outside of Class
週一回、1時間程で良いので授業後、内容を復習してください。

また、授業の予習動画もしくはPDFファイルをwebへアップしていますので、授業前に確認しておいて下さい。これらの動画もしくはPDFファイルを見ておくと、小テストで好成績を取れると思います。

リンクは以下の通りです。

https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/pt131273_pharm_kobegakuin_ac_jp/EieKQbTxd9lKiTH6LWBlO9gBd3j0mLCb3sxx_sUVp8LVdw?e=SGoceH
提出課題など
/Quiz,Report,etc
毎回、授業終わりに簡単な確認テストを行います。また、80~100文字以内で書いてもらうレポート課題も出します。しかし、これらに取り組まなくても定期試験で不利になることはありません。

レポートの全課題の内容は、以下のリンクから入って、一番下に置いてあるPDFファイルに記載されています。

https://kobegakuin-my.sharepoint.com/:f:/g/personal/pt131273_pharm_kobegakuin_ac_jp/EieKQbTxd9lKiTH6LWBlO9gBd3j0mLCb3sxx_sUVp8LVdw?e=SGoceH 
成績評価方法・基準
/Grading Method・Criteria
成績は三種類の方法で評価し、各生徒が一番良い点数を採用します。

一つ目は、授業後、毎回小テストを行いますので、この小テストの毎回の結果の平均点により、成績を付けます。

二つ目は、毎回授業後に簡単なレポートを課しますので、小テストとレポート点を合算した点数で、成績をつけます。その場合は、小テスト4割、レポート6割の配分となります。

三つ目は、定期試験の点数をそのまま採用します。(但し、オンライン授業にシフトした際は、実施しない)


レポートの提出先ですが、dotCampusに提出用フォルダーを作成しますので、各回の提出期間内に提出して下さい。

ご不明な点があれば、瀧本の連絡先:takimoto@pharm.kobegakuin.ac.jp  までご連絡ください。
テキスト
/Required Texts
環境科学入門 ー地球と人類の未来のためにー(川合真一郎、張野宏也、山本義和 著,化学同人)
参考図書
/Reference Books
やさしい環境科学 (保田仁資 著、化学同人)
No.
/Time
主題と位置付け
/Subjects and position in the whole class
学習方法と内容
/Methods and contents
備考
/Notes
1 第1回 総論 現代社会における環境問題の重要性について,概説する。
2 第2回 総論 地域環境と地球環境の関連性および環境問題の根本的な原因について概説する。
3 第3回 総論 様々な毒性について解説する。
4 第4回 廃棄物問題 日本のごみ問題についての過去の経緯について概説する。
5 第5回 廃棄物問題 ゴミ問題と3R政策について解説する。
6 第6回 廃棄物問題 クリーン・サイクル・コントロールの考え方の重要性について考える。
7 第7回 廃棄物問題 廃棄物が与える人体への影響について概観する。
8 第8回 化学物質による汚染 公害病についての過去の経緯,および人体への影響について概説する。
9 第9回 化学物質による汚染 環境ホルモンについての人体への影響について生物濃縮による毒性の向上も含め概説する。
10 第10回 大気の汚染 硫黄酸化物(SOx)あるいは窒素酸化物(NOx)と酸性雨との関係及びその影響について解説する。
11 第11回 大気の汚染 地球上のオゾン層の役割とオゾン層の破壊による人体への影響について概観する。
12 第12回 地球の温暖化 地球温暖化の原因と地球温暖化がもたらす自然環境やヒトへの影響について解説する。
13 第13回 地球の温暖化 まず、温室効果を示すガスの種類とその効果について解説する。また、石油消費量、二酸化炭素排出量の多い国と温暖化への取り組みについて概説する。
14 第14回 地球の温暖化 まず、二酸化炭素を減らす方法について概説する。また、主要国のエネルギー事情について電気エネルギーを中心に概観する。
15 第15回 地球の温暖化 地球温暖化防止のための国際会議と二酸化炭素の排出が多い先進国と開発途上国との調和について概観する。

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