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1期生が語る「現代社会学部で学んだこと」OB・OG VOICE 4 

被災現場の
現実に向き合うことで
新たな目標を持てた4年間。

社会防災学科(2018年卒)
合田七海さん / アルファー食品株式会社

学科の学びで印象に残っていることは何ですか?

所属した中田敬司先生のゼミでは、災害医療に関わる知識や情報を学びました。2年次に、神戸学院大学が東北福祉大学と工学院大学とで連携して活動している、「TKK3大学連携プロジェクト」の一環で開催されたディベート大会にゼミで参加し、防災をテーマに他大学の学生と議論。いろいろな意見を聞くことで、防災に対する考え方が広がりました。

学びを通して「自分のここが成長した!」と思うことは?

東日本大震災の被害状況の悲惨さにショックを受け、「被災者を救助したい」と思い、入学当初は自衛隊への入隊を志望していました。社会防災学科に入学し、2年次に神戸市消防局水上消防署の学生消防団の団員に応募したのも、そのためです。

ただ、実際に東日本大震災の被災地、名取市の仮設住宅で被災者の方とお話したときに、「話しを聞いてくれて、ありがとう」と、お礼の言葉をかけていただいたことが心に響き、救助活動に直接関わることだけが「人を救う」ことではないと実感。人と人との関わりがいかに大切かを知り、現場で活動するボランティア団体の方の「泥を見ずに人を見る」という言葉に、心から共感することができました。

それからは、災害救助や社会貢献への固定観念がなくなって視野が大きく広がることに。将来の進路を、もっと広範囲で考えるようになりました。

学科での経験は将来につながりましたか?

私は、“女子目線の防災”というコンセプトに興味を持ち、1年次から「防災女子」の活動に参加。災害に備えた備蓄方法、ローリングストック法(*)の知識を身につけることができました。また、大丸梅田店で栄養学部と連携して災害食を考える企画に参加したり、保存食でつくれる料理法などを実践したりすることで、災害を食や栄養の面から深く考えるように。進路選択の際には、これらの活動を通して得た知識を生かせる業界をめざしました。

*缶詰やレトルト食品など、非常食として役立つ食品を日常の食卓で活用し、使用したものを買い足して常に備蓄を保つ方法

社会防災学科のよさをアピールしてください!

入学時は自衛隊をめざしていた私でしたが、社会防災学科のさまざまな経験を経て、“食で防災や社会に貢献する”という新たな目標を見つけることができました。社会防災学科の学びや経験は、多様な業種・企業の業務のなかで、生かすことができるのが強みだと思います。

社会防災学科は少人数で、アットホーム。先生方も、意欲ある学生を積極的に応援してくれます!

防災訓練(学生消防団の活動)
防災女子としての活動
水害ボランティア

PROJECT 防災女子

「女性の視点でやってみたくなる防災」を
明るく元気に発信中

女性の視点から、防災を考える。これまでにない発想で誕生したのが「防災女子」です。2014年に防災・社会貢献ユニットと社会防災学科の女子学生で結成し、現在は社会防災学科の学生が中心となって活動を行っています。

百貨店などの企業とコラボレーションを行ったり、防災イベントでローリングストック法を活用した簡単につくれる災害食アレンジレシピを紹介したりするなど、神戸やその周辺地域で活発な啓発活動を行っています。

詳細はこちら

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