神戸学院大学

共通教育センター

共通教育科目「地域学入門Ⅰ」で「地方創生と旅行業の役割」をテーマにした特別講演を行いました

2017/07/05

7月4日の共通教育科目「地域学入門Ⅰ」において、株式会社日本旅行の西日本営業本部副本部長の鈴木誠一氏を招き、「地方創生と旅行業の役割」をテーマにした特別講演を行いました。

講演では正解のない課題「少子化・高齢化」について現実的・実践的な側面から始まり、神戸の近未来像に対する問題意識を持たせ、各自の専門的な学びに向かう前に、学ぶテーマの選定において各自の興味関心をより実社会と接続させることで、学びに対するモチベーションの向上が図られたと思います。

講演の中で触れられたビッグデータ「RESAS」の凄さや有用性について、地方創生を考える上で学生はかなりインパクトを受けたようです。少子化問題の深刻さと東京一極集中の現状の危うさから、地元に貢献したいと感じた者もかなりいたようです。

また、旅行業に対するイメージが大きく変わった学生がほぼ100%でした。

以下は受講生のコメントの一部です。
「今日はいつもと違う感じの授業で、すごく興味深かったです。将来のことについて真剣に考えるいい機会になりました。この資料は4年次生まで大切にしたいです」
「私は地元の地方創生に役立ちたいと抽象的に考えてこの大学に入りました。今回の講義でそれが具体的にどのようにすれば良いのか、アイデアをもらえました」

(共通教育センター講師 鵜飼昌男)