神戸学院大学

東日本大震災等の被災地支援活動

平成30年7月西日本豪雨災害支援ボランティア第2陣 活動報告

日時 2018年7月22日(日)
場所 岡山県倉敷市真備町服部
主催 神戸学院大学
協力 倉敷市災害ボランティアセンター 他、連携機関

1. 活動先

岡山県倉敷市真備町(河川の堤防が決壊し、甚大な被害を受けている地区)
※前線や台風7号の影響により、日本付近に暖かく非常に湿った空気が供給され続け、西日本を中心に全国的に広い範囲で記録的な大雨となった。活動先である岡山県内は、長時間の記録的な大雨となり、特別警報が発令された。(倉敷市の人的被害は、死者52名(内真備町51名)、重傷3名、軽傷103名。住家被害(真備町除く)は、全壊2,806棟、半壊665棟、一部損壊147棟、床上浸水約450棟、床下浸水1棟。※真備町において約900棟程度浸水被害(内訳は確認中))

7月24日15:00現在岡山県災害対策本部発表資料より

2. 参加者

学生14名、教職員3名 計17名
学生所属:現代社会学部社会防災学科9名、現代社会学部現代社会学科1名、経営学部経営学科1名 人文学部人文学科1名、人文学部心理学科1名、グローバル・コミュニケーション学部グローバル・コミュニケーション学科1名
引率所属:総合リハビリテーション学部社会リハビリテーション学科教員1名、学生支援グループ職員1名、広報部職員1名

3.活動内容

倉敷市災害ボランティアセンター真備町服部サテライトの紹介で、3グループに別れ以下の活動に参加した。
(災害ボランティアセンター受付時間 8:30~16:00)

  • 服部地区の被災家屋の片付け
  • 被災家屋から家具、瓦礫、土砂等の運び出し
  • 家屋周辺の泥かき
  • 4.交通

    ポートアイランドキャンパスより途中有瀬キャンパスを経由し中型バスで移動

    5.銭湯利用

    満天の湯
    〒710-0252 岡山県倉敷市玉島爪崎981-1 TEL 086-523-1677

  • 活動場所より車で15分、営業時間 朝10:00~23:00、利用料金 900円
  • 6.行程

    7月22日(土)

    時間 内容 備考
    06:00 ポートアイランドキャンパス 集合
    荷物積込み
    06:30 ポートアイランドキャンパス 出発
    07:10 有瀬キャンパス到着・学生乗車後出発
    09:30 倉敷市災害ボランティアセンター到着
    災害ボランティアセンターの指示により真備町服部サテライトへ移動 参加申込みは、事前に連絡済み
    ボランティア活動
    服部地区内において服部サテライトの現地スタッフの指示に従い、3グループに分かれて作業
    内容は前記3の通り
    引率はレンタカーで周辺調査及び学生の見守り
    連日の猛暑のため、熱中症対策を最優先として、水、冷却材、塩飴の配給など
    13:30 ボランティア活動終了
    服部地区から服部サテライトへ移動
    各班リーダーは担当者へ活動報告
    14:00 銭湯利用
    バスの中でミーティング
    15:45 出発
    18:00 有瀬キャンパス到着
    一部学生下車後出発
    19:00 ポートアイランドキャンパス到着
    19:10 解散
            

    ボランティアセンターにて受付
    (真備町服部地区サテライト)

    ボランティアセンターにて受付(真備町服部地区サテライト)
    ボランティアセンターにて受付(真備町服部地区サテライト)
              
              

    被災地周辺の様子

    被災地周辺の様子
    被災地周辺の様子
              

    活動風景

    活動風景
    活動風景
              

    学生の気づきや意見【 7/22(日)事後研修から(一部)】

      現場での状況に関して
    • 災害の種類によって、被害の状況や支援活動の仕方が違うということが分った。
    • ニュースやSNSなどで被災地の状況を見ていたが、実際行ってみると思っていたよりもはるかにひどかった。
    • 活動内容について
    • 暑さが厳しかったため、体温調節が大変だった。
    • 泥が水を含んでいて重いため、持ち運びが大変だった。
    • 道具が揃っていなければ、作業が円滑に進まないと感じた。
    • 同じ地域でも、一戸一戸で作業の進み方に差があることに驚いた。
    • はじめての被災地支援だった。
    • 個人宅のひどい状況を見るのは、辛かった。
    • 自分ができることは限られていたが無力ではなく、微力だった。
    • 来てくれてだけでうれしいと声をかけられ、感謝された。
    • 思っていたより自分にできることは、少なかった。
    • 活動を通して気づいたこと
    • 自然の力を感じた。
    • 被災地に実際に行くことで、災害に対しての意識が変わり、普段から備えておく必要があると感じた。
    • 焦らず自分にできる範囲で活動することが大切だと思った。
    • 住民の方のニーズに沿うことが大前提だが、作業が効率的に進められるように自分たちで工夫することも大切だと思った。
    • 緊急支援など、タイミングによって支援要請の内容が違うことが分かった。

    以上